昭和30年代後半から50年代にかけて下水道未普及地域のトイレ水洗化の要求が高まる中で開発され普及してきた浄化槽は、下水道と同等の性能を有するまでに進化し、今や下水道に替わる生活排水処理施設として私たちの生活や町に深く根ざしているところです。
これらの浄化槽からは一定量の汚泥が発生し、その汚泥の引抜き処分は浄化槽維持管理の重要な役割を持っております。
私共は浄化槽汚泥の適正処理を通し、地域の公衆衛生と水環境の保全に連帯して取り組むことを目的に平成9年3月浄化槽清掃業者で設立しました。
現在は気仙沼市・南三陸町の許可業者で構成運営しており、技術研修や先進地視察など教育情報提供事業や地域の環境イベントへの参加などをとおし浄化槽の普及PRなどを行っております。
また、災害時のバキュームカーによる救援体制において相互連帯を図ります。私たちの町は豊かな海と自然に恵まれております。
私共の事業がこれらを未来へ繫ぐ一助になればと思います。
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